2025年10月21日、インドネシア・ジョグジャカルタ市庁舎において、当社はジョグジャカルタ市政府および関連4部局に対し、「Zero to Waste(廃棄物ゼロ)」の実現を目指す廃棄物水素化技術を正式に紹介いたしました。

本会議は現地パートナーであるBOSOWA Energasindo社(エグゼクティブディレクター:サルマン・ディアンダ・アンワル氏)により調整・開催され、当社からは創業者兼CEOの西川明秀、共同創業者の仁谷美喜、およびYanbo Umi Tokyoのバユ・ジョコ・サンジャヤ氏が参加。ジョグジャカルタ市のハスト・ワルドヨ市長(Dr. (H.C.) dr. Hasto Wardoyo, Sp.OG (K))による公式な受け入れを受けました。
当社が開発した独自の前処理最適化技術とガス化プロセスは、あらゆる種類の有機性廃棄物を完全に処理し、有害残渣を発生させません。処理過程では水素やメタンガスを生成し、副産物として生まれるスラグ(溶融固化物)は再利用可能な建材・資材として活用可能です。この技術により、環境負荷を最小限に抑えながら、地域経済の循環にも寄与する新たなソリューションを提供します。
ハスト・ワルドヨ市長は、本技術が市の環境政策および最終処分場への負担軽減に合致しており、ジョグジャカルタの持続可能な都市づくりに貢献すると高く評価。ジョグジャカルタ市政府と当社は、同市での実現可能性調査(Feasibility Study, F/S)を共同で進めることで口頭合意に至りました。今後、詳細な調査および導入に向けた検討を進めてまいります。
西川CEOは「私たちは”廃棄物をゼロにする”という共通の目標のもと、ジョグジャカルタ市と共に歩みを進められることを光栄に思います。地域ごとの課題に応じた最適なソリューションを共創し、経済と環境が両立する持続可能な未来を実現していきます」とコメントしています。
弊社CEO西川が訪問したジョグジャカルタ市長とのミーティングが地元メディアに掲載。