CSR・社会貢献
廃棄物を、社会価値に変えるという挑戦。
私たちは、CSRを単なる企業の“良心的活動”とは捉えていません。
BIOTECHWORKS-H2における社会貢献とは、“仕組みを変えることで社会全体のコストを減らし、行動変容を促す”という、
極めて構造的な視点で設計された取り組みです。
私たちのCSRは、社会の「隙間」を埋めること。
日本のごみ処理には年間約2.29兆円の公費が投じられ、処理の約8割は焼却です。*
日本では、廃棄物の焼却処理に年間約10億円以上の行政負担がかかっています。
さらに、埋立処分地の逼迫、焼却炉の老朽化、自治体ごとの分別負担のばらつきなど、
制度と現場の“隙間”が、今なおあちこちに残っています。
BIOTECHWORKS-H2は、それらの隙間に対して、技術と設計で静かに介入します。
それが、私たちにとっての“社会貢献”の定義です。
社会インパクトの可視化(定量化)
- 現状の焼却と比較して最大82%Co2削減
- 廃棄物のエネルギー化による行政人件費・処理コストの削減
- エネルギー生成時の副産物のリサイクル化
- サステナビリティ研修・脱炭素ワークショップの開催(2025年実績 40回以上実施)
主な取り組みカテゴリ
分野 | 内容 |
---|---|
環境 | 焼却依存からの脱却/副産物資源化/CO₂削減の可視化レポート提供 |
教育 | 学校・行政向けの「ごみとエネルギー」企業学習/自治体職員向けの脱炭素講座 |
地域経済 | 地域密着型雇用と協創の提案及び実施 |
雇用・共創 | 多国籍チームによる技術開発/地域業者との副産物流通網形成/女性エンジニアの活躍推進 |
ストーリーのある社会貢献
- 地方自治体とともに:「廃棄物のエネルギー化で循環できる社会」を目指し、設計から共創中
- 教育機関とともに:環境問題を“仕組み”として教える独自カリキュラムを構築し、小中高・大学へ提供
- 地域企業とともに:地域とのつながりを重要とし地域と共に叶えていく
企業活動 × 社会価値創出
私たちの事業そのものが、CO₂を減らし、資源を循環させ、
社会の非効率を効率に変える「新しいインフラ」となることを目指しています。
単に寄付をするよりも、
単に教育するよりも、
単に排出量を減らすよりも、
「変えられる仕組みを、変えていくこと」こそが、私たちにとってのCSRです。