BIOTECHWORKS-H2®

WSJ – The Wall Street Journal ウォール・ストリート・ジャーナル紙、日本語版取材原文はこちら

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新着情報ででWSJの取材原文- 日本語バージョンを入手いたしました。

WSJ – The Wall Street Journal CEO掲載!日本発、持続可能性を追求するイノベーターが世界に変革をもたらす。世界的な経済誌 WSJ – The Wall Street Journal ウォール・ストリート・ジャーナル紙、次世代のリーダーを紹介する”NEXT ERA LEADRES ×WSJ” にて弊社CEO 西川 明秀に掲載されました。

原文はこちら

https://partners.wsj.com/next-era-leaders/a-sustainable-innovator-wants-to-change-the-world-from-japan

ぜひご覧ください。

サステナブルイノベーター「日本から世界を変える」

当社は、廃棄物を再生可能エネルギーに変換し、新しい経済モデルを推進するビジネスに取り組んでいます。周りの意見や風潮に流されず、自分のしたいことを実現するために挑戦し続ける。失敗を恐れずにチャレンジする風土を日本に再建し、日本から世界を変えていきたいです。と語る株式会社BIOTECHWORKS-H2 CEO & Founderの⻄川明秀氏に話しを聞いた。

■本文1

BIOTECHWORKS-H2は、廃棄物を再生可能エネルギーに変換し、持続可能な未来を築くことを目指しています。私は、環境問題を解決するための新しい経済モデルを提案し、その革新的なビジョンで注目を集めています。私の情熱と決意は、どんな困難な状況でも諦めない姿勢に支えられています。

私のキャリアは、繊維商社での勤務を経て、22歳の2000年にファッションアパレル事業を主力とするYamagin Inc.を創業することから始まりました。その後、2021年にBIOTECHWORKS-H2を設立し、2023年には法人化してCEOに就任しました。私が目指すところは、廃棄物を再生可能エネルギーに変換し、環境負荷を低減するだけでなく、新しい経済的価値を創出することです。

「私は、サステナブルな未来を実現するために、失敗を恐れずに挑戦し続けることが大切だと考えています」。私の哲学は、可能性を見出し、それを実現するために努力を惜しまないことであり、成功確率がわずか1%でも、その可能性を追求し続けることが、最終的には大きな成果を生むと信じています。

BIOTECHWORKS-H2は、独自のデジタルプラットフォーム「REBORN」を開発し、廃棄物から再生可能エネルギーへの変換プロセスを可視化しています。このプラットフォームは、廃棄物のトレーサビリティを追跡し、CO2削減量を明確に示すことで、企業や自治体にとっても大きな利点となります。これにより、住民サービスの向上や自治体の財政負担軽減にも寄与しています。

私は、日本だけでなく世界全体の環境問題に取り組むために、国際的なネットワークを活用し、持続可能な未来を目指す活動を続けています。私のビジョンと行動力は、多くの企業や自治体から支持を集めており、未来を見据えた取り組みが注目されています。

このように、BIOTECHWORKS-H2は、日本から世界に向けて環境問題の解決を目指し、新しい経済モデルを推進しています。私のリーダーシップの下、同社は持続可能な未来を実現するために、これからも挑戦し続けるでしょう。

■本文2

日本でBIOTECHWORKS-H2を立ち上げるために、多くの日国内廃棄物プラント業者と交渉しましたが、前例がない、成功の可能性が低い、経験がないという理由で断られました。しかし、私は前例がないからこそ挑戦する価値があると信じています。人ができないことだからこそ、私たちにとっては大きなチャンスがあるのです。

日本での展開が難航したため、私は渡米を決意し、LinkedInを通じて様々な企業にアプローチしました。その中で、「できないかもしれないが、面白そうだから一緒にやってみよう」と応じてくれた企業から連絡をもらえることができました。そして2021年7月、シリコンバレーでBIOTECHWORKS-H2を創業しました。このプロジェクトの根底には、無いものを切り開くという精神があります​ ​。

私たちのプロジェクトは、廃棄アパレルや一般廃棄物、建築廃材などの有機性廃棄物をガス化し、水素として再生可能エネルギーに変換するものです。これにより、CO2削減を実現し、サーキュラーエコノミーを促進しています。このプロセスでは、従来の焼却処理ではなく、効率的なケミカルリサイクルを行います。また、BIOTECHWORKS-H2独自のデジタルプラットフォーム「REBORN」を使い、廃棄物から再生可能エネルギーへの変換プロセスを可視化し、二酸化炭素の削減量も算出することができます。

BIOTECHWORKS-H2プロジェクトは、導入企業や自治体にとっても大きなメリットがあります。プラント自体に収益モデルが構築されており、自治体には財政的な負担が伴わないため、住民サービスの向上にもつながります。このように、私たちはリサイクルを身近なものとし、2050年のスタンダードとなる「ZERO WASTE」を目指しています。

■本文3

日本は技術力や製品の質で世界に誇るべきものを持っていますが、最近ではその価値が認められにくくなっています。その原因の一つは、日本人が経営陣も含め失敗を恐れて、挑戦を避ける傾向にあることです。私たちが目指すのは、失敗を恐れず、チャンスを掴むために行動する文化を再構築することです。これが日本の未来を明るくする鍵だと考えています。

私は、「人と違うこと行うことに価値がある」という認識を広めたいと考えています。現在の日本に必要なのは、失敗を恐れず、チャンスを掴むためにチャレンジすることです。例えば、多くの人がiPhoneを使っているから自分も使うのではなく、「人と違っても良い、人と違うからこそ良い」という価値観を持つことが重要です。次世代の若者には、積極的に海外に出て、世界の多様性や日本の良さに触れてもらいたいと考えています。

今の世の中を変えたいと思うなら、まず自分自身が変わる必要があります。自分自身が良くならなければ、他のものを良くすることはできません。周りからどう言われようと、どう評価されようと、自分の軸を持ってそれを曲げずに生きることが大切です。「世の中は変えられなくとも未来は変えられます」その為に自分の心に正直に生き、自分を信頼することが必要です。

個々人が自分自身を信じ、挑戦する勇気を持つことが必要です。失敗を恐れずに挑戦し続けることで、新しい価値やイノベーションが生まれるのです。私は、自分自身の信念を持ち、それを貫くことが重要だと考えています。

私たち一人ひとりが、自分自身の価値を信じ、挑戦することで、日本全体が再び世界に影響力を持つ国になることができるのです。だからこそ、私は日本人として誇りを持ち世界を変えるために、これからも挑戦を続けていきます。